2014年07月24日(木)

膝の腫れ 滑膜細胞が鍵を握る

カテゴリー : 治療日記

関節の腫れがひかない・・

関節の中に水が溜まったら、なぜ悪いのかというのを、説明する上で

関節包の内側にいる”滑膜細胞”に視点をあてた講義です。

※引用は、学校時代のノートですので、いささか紹介するには、おこがましいのですが・・・

以下~書き起こし分を~

滑膜細胞がいるということであれば、滑膜細胞の表面まで血管と神経がたくさんあります。

この部分の病態によって、臨床症状が出るか出ないかが決まる。

痛い時というのは、末梢(局所)の世界では、軸索反射がおこっています。

軸索反射って何かというと、

脊髄の後角に向かう知覚神経のcファイバーと言われるものが

膝の滑膜にあったとします。必ずあります。

普段は、感覚をキャッチして上行性に働くのですけど、

軸索反射というものが、炎症を起こしているときには、必ず起きています。

痛みの物質をキャッチして、上に上がるのではなく、

そのまま折り返して末端でまた放出する。

このサイクルがあるうちは、痛みは取れない。

発痛物質が出っ放し、SPやブラジキニン、IL1、TNFαとかプロスタグランジンとか

そういった発痛物質がたくさん、滑膜細胞の周りに充満します。

なんで痛みを止めないといけないかは、この物質をカットしないと、

滑膜細胞がコラゲナーゼを放出しっぱなしになるんです。

コラゲナーゼって何かというと、コラーゲンを切ることのできる唯一の分解酵素です。

滑膜のところで、分解酵素を放出しっぱなしということは、

関節の軟骨部分が、破壊される物質が関節の中で、充満するということです。

なので、痛み物質をまずカットして、痛みを感じないようにして、

滑膜細胞の周りに痛み物質が出ないようにする。

その方法は・・・・・