2013年02月14日(木)

また戻ってしまうのは・・・

カテゴリー : 治療日記

そのときはよかったんですけど、また痛くなりました…

また戻ってしまうのは、なぜ??

以下、レネ・カリエ著 カリエ博士の腰痛ガイド「正しい腰痛の治し方」より引用します。第9章P163
マニュピレーションが成功しても、患者さんが座位、立位、歩行、あるいは身体の屈曲を行うと
腰痛に伴って筋肉のスパズムがもどってくるという事実があります。
~中略~
椎間関節の関節包は、3種類の神経で支配されています。
Ⅰ型とⅡ型の神経は、関節包より脊髄に入り、それから同じレベルの椎間関節の周辺の筋肉に
もどっていきます。
この神経は、これらの筋を弛緩させたり、収縮させたりすると考えられます。
Ⅲ型の神経は、痛みを伝えます。
脊椎の損傷が椎間関節の損傷をおこし、関節包を刺激することでⅠ型とⅡ型の神経を
刺激して筋肉のスパズムが起こります。
マニュピレーションは、関節包を急に伸長して、このサイクルを遮断するのかもしれません。
それで筋の弛緩が起こるとも考えられます。
これがマニュピレーションの後で筋肉のスパズムが急になくなり、ただちに脊椎の動きが
戻ることの説明になるのかもしれません。
この説はさらに、なぜマニュピレーションのあと、すぐスパズムが戻るのかの説明にもなります。
脊椎の損傷が、マニュピレーションによって治ったのではなく、椎間関節包は依然として
刺激されたままですから、保護的なスパズムを受け入れやすい状態になっています。
したがって、身体の屈曲などの動作で痛みとスパズムが戻ります。

と長く書いて読むのも疲れる内容ですが、

全体的な治療プログラムを伴わないマニュピレーションの反復は治療の効果がありません。

カリエ博士が一般の腰痛の方向けに書いてある、この本は、
要は、患者さんと協力して治療の道筋を立てよということが書かれています。

先日、こちらに来られた患者さんも、また痛くなったことを伝えられました。
わかりやすい説明、それが求められます。

十分この文章自体、くどいですけどね。。。