2013年03月05日(火)

タイドマーク(Tide Mark)を整えよう! 

カテゴリー : 治療日記

高齢化社会の中で、転倒予防のために

運動しましょう!と叫ばれています。

筋トレの本も多く出版されています。元気もりもりという感じがします。

そんな中、私たちが注意している点を紹介します。

筋肉・腱と骨の関係を示す物差しとして、タイドマークという言葉があります。

この言葉を知ったのは、在学中で、先生から教えていただきました。

骨についている腱の接着部分は、腱の走行に対して、直角に骨に打ち込まれています。

まるで登山家のザイルのように。

ですので、腱は筋肉が収縮しても引っこ抜けません。

しかし、異常な負荷が、かかりすぎると、このタイドマークが乱れます。

また、運動が不足していて、負荷がかかっていない人もタイドマークは乱れます。

それで、話は、高齢者の運動に戻るのですが、

高齢の方に、筋トレしましょう!という意識で、運動を処方すると失敗することが多いようです。

そうではなく、このタイドマークを整えましょうという意識で、

時間をかけて、ゆっくりと、まずは適度な負荷をかけるところから。

高齢者の運動の注意する点はここにあります。