2011年05月21日(土)

おばあちゃんとドライブ

カテゴリー : 震災

台温泉への道すがら

台温泉への道すがら

ボランティアの合い間の楽しみは温泉。

釜石から2時間ほど、

車を飛ばせば台温泉というところがあります。

東北に行ったことは、初めてで。

何がわからないかと言うと、言葉です。

地元の言葉を、本気でしゃべられたら、外国語です。

特に、お年寄りはそうでした。

温泉の場所を聞こうと、歩いているおばぁちゃんに聞いたら、

ホント何を言ってるか、わからない。

そしたらナント車のドアを開けて乗り込んでくるではありませんか!!

右手にタオル。私も行くので乗せていって、ということでした。

ということで、二人で短いドライブを…。

東北には、今もこういう温かさが残っています。

温かさというか…

斜に構えて、人をみない、気さくさ。

さすがに、帰りは、お会いしませんでしたけど

言葉は、わからないからこそ、

起こったハプニング

これもまた、ふれあいのひとつですね。

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2011年05月20日(金)

励ますも言葉、傷つけるも言葉

カテゴリー : 震災

釜石市 2011.5

釜石市 2011.5

「見つかっただけでもよかった。」

そう言われたとき、自分の無神経さを感じずにはいられません。

仮設住宅ができてきて、避難所からそちらに移られる方のための

引っ越しの手伝いがあります。

おおよそ、ありがたがられるボランティア、

その勢いで、軽々しくしゃべってしまうことがありました。

「仮設住宅に行かれるのですか、ひと安心ですね。」

何気ない自分のひと言。

「津波で家族が、いなくなりました。3人だけで住むことになりました。

娘は見つかったんですが、おばぁちゃんは、まだ…。」

落ち着かれているようで、その奥の深い悲しみ。

ここは、まぎれもなく被災地なのです。

誰も好き好んで仮設に住みたくないし、それ以前に家と家族を

失っているかもしれないという現実。

そう言われたとき、言葉を失います。

かける言葉を自分は持っていません。

そんなとき

一緒に手伝っていた、となりのおじさんが、

「でも、頑張ってください。」

とっても温かい口調で、その女性を励まされ

自分は救われた気分になりました。

ことばの重みを知った日があります。

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2011年05月11日(水)

したたかさと貪欲さ

カテゴリー : ベトナム

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中村さんに群がる人々

一期一会。
彼女にとって、人生が変わる出会いというのは大げさでしょうか。

日本とベトナムの架け橋になった中村さんとロアンさんを紹介します。
中村さんは古希を超えるご年齢でも、元気でネアカなひとです。
人を喜ばすことが好きなひとで、特に女の人には優しい。
一方ロアンさんは、ホーチミンのとある若者向けの衣服店でアルバイトをしている地元の学生。

中村さんの旅の流儀と、ロアンさんの思惑が見事にマッチしました。 暇な店に入って、店員(特に女性)としゃべるのが大好きな中村さん。 その理由は、どうせ暇なんだから、しゃべって楽しませてやろうというのが狙いです。

日本語を勉強しているロアンさんは、日本人とみるや積極的に話されます。 彼女にとっては、この出会いは日本語を試す格好の機会だったのかもしれません。

帰国後も連絡をとっていた中村さんとロアンさん。  
下心ではなく、親切心で?
日本語を教え、彼女の日本語の文章を添削し、彼女も日本に対する憧れに似たものを感じたようで。
翌年、なんと日系企業の通訳に就職して、来日することに。
日本での研修期間に、再会し、ご自宅にも招待され、奥様が手料理をふるまわれたとか。
ぶらっと立ち寄った店の客から、日本のお父さんに発展しました。

彼女は、正直に言っていました。 最初、中村さんと再会することは、考えなかったと。
日本人を学校の宿題に利用しようと考えてました。
でも、あまりにも親切にしてもらったことと、日本で再会して東京を案内してもらったこと。
別れるときに、涙が止まらなかったそうです。 その経緯を知っていたので、彼女に日本語を伝えました。
日本のお父さんと別れるときに言ってください。
それが、冒頭の「一期一会」です。

 

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