2014年07月30日(水)

滑膜細胞の3つの働き

カテゴリー : 治療日記

その方法は・・・の続きですが

保存的には固定がメインということです。

そうすることで、滑膜細胞の分解酵素の分泌が抑制できる。

そうすると周囲の組織を壊すという働きを抑制できるわけです。

だから、関節炎は痛みを抑えましょうというわけです。

痛みを抑えてあげれば、その周りにいるマクロファージ、これも炎症系の細胞です。

マクロファージの放出する物質も抑制することができる。

ですから、すべて神経がキーを握っているわけです。

くどいようですが、痛みを取るのです。関節の炎症に関しては。

痛みを取ってあげると、分解酵素を放出しなくなります、

同時に関節内の液体も吸収され始めます、なぜかというと、滑膜細胞は3種類います。

1つ目は分泌細胞、2つ目は分解細胞、3つ目は、免疫細胞。

ひとことに滑膜細胞といっても、3種類の役割を司った細胞が関節の中にはたくさんいます。

そして発痛物質がなくなると、環境として整ったと細胞が受け取って、

腫れていたものを吸収する分解細胞が活性化します。淀んだ関節液を吸収します、

それと同時に分泌細胞が新しい滑液を放出します。

そういったことを、関節では行われていて、保存的にやっても軽減されていくわけです。

痛み物質がなくなれば、分解、分泌、免疫の3種類の細胞がバランスをとって、

増えてしまった関節液を吸収して、新しい関節液を分泌する。

関節炎のとらえ方、滑膜細胞がキーです。

※以上、講義ノートでした。

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2014年07月24日(木)

膝の腫れ 滑膜細胞が鍵を握る

カテゴリー : 治療日記

関節の腫れがひかない・・

関節の中に水が溜まったら、なぜ悪いのかというのを、説明する上で

関節包の内側にいる”滑膜細胞”に視点をあてた講義です。

※引用は、学校時代のノートですので、いささか紹介するには、おこがましいのですが・・・

以下~書き起こし分を~

滑膜細胞がいるということであれば、滑膜細胞の表面まで血管と神経がたくさんあります。

この部分の病態によって、臨床症状が出るか出ないかが決まる。

痛い時というのは、末梢(局所)の世界では、軸索反射がおこっています。

軸索反射って何かというと、

脊髄の後角に向かう知覚神経のcファイバーと言われるものが

膝の滑膜にあったとします。必ずあります。

普段は、感覚をキャッチして上行性に働くのですけど、

軸索反射というものが、炎症を起こしているときには、必ず起きています。

痛みの物質をキャッチして、上に上がるのではなく、

そのまま折り返して末端でまた放出する。

このサイクルがあるうちは、痛みは取れない。

発痛物質が出っ放し、SPやブラジキニン、IL1、TNFαとかプロスタグランジンとか

そういった発痛物質がたくさん、滑膜細胞の周りに充満します。

なんで痛みを止めないといけないかは、この物質をカットしないと、

滑膜細胞がコラゲナーゼを放出しっぱなしになるんです。

コラゲナーゼって何かというと、コラーゲンを切ることのできる唯一の分解酵素です。

滑膜のところで、分解酵素を放出しっぱなしということは、

関節の軟骨部分が、破壊される物質が関節の中で、充満するということです。

なので、痛み物質をまずカットして、痛みを感じないようにして、

滑膜細胞の周りに痛み物質が出ないようにする。

その方法は・・・・・

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